あつむらの不労所得の作り方

貯蓄というストックから、不労所得という名のフローの獲得を目指すブログ

北海道大学仮想通貨愛好会から北海道大学コイン(HUC)をもらった話。入手方法を解説。

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いつものようにTwitterで仮想通貨の情報を漁っていると北海道大学コインなるものを発見。調べてみると北海道大学仮想通貨愛好会という団体が発行しているトークンのようです。

そして、なんだかんだあって北海道大学仮想通貨愛好会から北海道大学コインを頂くことができたので、北海道大学コインの概要と入手方法とについて解説します。

追記:北海道大学コインのリブランディングに伴い、北海道大学仮想通貨愛好会から北海道学生仮想通貨研究会に名称が変わったようです。

ブランディングについては下記の記事で紹介しています。

flow-shotoku.hatenablog.com

北海道大学コインとは

Point
  • 2018年1月29日に公開
  • 総発行枚数は10,000,000枚
  • Waves Platform上のトーク
  • 頑張る学生、研究者へのTIP、北大周辺での決済手段としての利用を想定している

公式サイトによると、正式名称は「Hokkaido University Coin (HUC)」というようです。

追記:Academic Points(AP)へリブランディングされたため、以前のサイトは閲覧できなくなっているようです。新サイトはこちらからアクセスできます。

総発行枚数は1000万枚と他の仮想通貨に比べて少ない印象を受けます。ビットコインの総発行枚数(2100万枚)の半分くらいです。

2018年1月29日に公開されたばかりのコインで、Waves Platform上のトークンとして作成されています。

Waves Platformでは誰でも独自トークンを発行することができます。

さらにWaves Platformにはトークンを保管するウォレットとDEX(分散型取引所)が統合されているため、各企業や団体が発行したトークンを法定通貨やBTCあるいはWAVES(Wave Platformの基軸通貨のひとつ)とトラストレスに交換することができます。

将来的にアトミックスワップが搭載されれば、企業や団体が発行した独自トークン同士の交換もできるようになるでしょう。

イメージとしては、企業が顧客の囲い込みのため自社で利用できるトークンを発行しているとします。そして、企業が発行したトークンと北海道大学コインをWaves Platform上で交換することができるようになるでしょう。

ユースケース

ユースケースとしては、頑張る学生、研究者へのTIPや北大周辺での決済手段としての利用を想定しています。

決済手段として普及すれば北大周辺独自の経済圏が形成され、一種の地域通貨としての地位を獲得することもありえると思います。

将来的に仮想通貨が普及すれば、日本円というひとつの経済圏から各通貨ごとに独自の経済圏が形成される未来が来ると考えているので、そういった意味でも北海道大学コインの今後の動向に注目ですね。

北海道大学コインの入手方法

現在Airdrop北海道大学コインを配布しています。

北海道大学コインを受け取るまでの手順を解説していきます。

Twitterの投稿では北海道大学生限定とありますが、学生ではない私でも頂けたので、とりあえず聞いてみるのがいいかもしれません。

Wavesのオンラインウォレットを取得

北海道大学コインの公式サイトにアクセスし、「受取はこちら」というボタンをクリックします。

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するとWaves Platformのサイトに移動するので、「Online Client(Beta)」をクリック。

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新しくウォレットを作成します。好みのアバターを選択し、パスワードを入力します。「Continue」ボタンをクリックして次に進みます。

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すると、バックアップは大事だよという画面が表示されるので、「Back Up Now」をクリックします。

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セキュリティに関する注意事項が表示されるので、「I understand」をクリックし、次に進みます。

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15個の英単語が表示されるので、順番通りにメモを取り、「I've written it down」をクリック。

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先ほどメモした順番通りに英単語をタップし、「Confirm」をクリック。

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3つのチェックボックスにチェックし、「Confirm and Begin」をクリックすればウォレットの登録が完了です。

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ページ左上のアバターをクリックするとウォレットアドレスが表示されるので、アドレスをコピーします。

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北大仮想通貨愛好会へDM

ウォレットの登録が済んだら、北海道大学仮想通貨愛好会のTwitterアカウントにDMで先ほどコピーしたウォレットのアドレスと北海道大学コインについての投稿をリツイートした旨を連絡します。

アカウントをフォローするのも忘れずに。

コインの送金は手作業で行っているはずなので、着金するまで気長に待ちましょう。

実際に頂きました

TwitterでDMを送ってから1週間ほどで北海道大学コインを頂くことができました。

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Wavesのオンラインウォレットで保有しているトークンの価値が表示されるのですが、北海道大学コインの価値は38.51ドルと表示されています!

DEXにHUC / WAVESのペアがあり、ここで約定した価格に基づいて計算されているようです。

まだ板が薄いので、ここから価格が大きく変動すると思いますが、ユースケースとして掲げられている北大周辺での決済手段として利用され始めれば、一定程度の価格に収束していくかと思います。

トークンエコノミーとしての北海道大学コイン

将来的には、現在の法定通貨を主軸とした経済から仮想通貨を主軸としたトークンエコノミーに移行していくことでしょう。

その際に主役となる通貨はビットコインイーサリアムといったメジャーなコインかもしれませんが、地域に根ざしたローカルコインの需要は一定程度あるはずです。

北海道大学コインがローカルな決済手段と利用されれば、独自の経済圏を築くことにつながります。

そこまで行かなくても、レジュメを代わりに入手してもらったお礼に北海道大学コインをtipとして送るといった利用は容易に想像できますね。(もしかしたら、すでに利用されている?)

誰もが独自トークンを発行して新たな経済圏を創出することができるという夢のような時代に私たちは生きているのかもしれませんね。

今後どのように発展していくのか、北海道大学コインの動向に注目です!