あつむらの不労所得の作り方

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世界共通の住所を発行する「Naviaddress」の破壊力を解説。ICOへの参加方法まとめ。

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今回はNaviaddressについて解説します。

一言で説明すると、これまで国が管理してきた中央集権的な住所をブロックチェーン技術で非中央集権化してしまおうというプロジェクトです!

 

概要

Naviaddressは、あらゆるものに世界共通の住所(アドレス)を付加する壮大なプロジェクトです。

あらゆる「もの」というところがポイントで、物理的な場所だけでなく、あなたのスマートフォンにも世界共通の住所を付加することができます。

下記の紹介ビデオのようにスマートフォンの位置情報とNaviaddressの住所がリンクしているので、外出先の公園でピザを食べたくなったら、Naviaddressの住所にドローンで届けてもらうといったことが可能になります。

youtu.be

Naviaddressの住所はブロックチェーン上に記録され、自分の住所が勝手に改ざんされる心配はありません。

 

現在の住所の問題点

世界共通でない

現在私たちが使用している住所は、その国の言語で表現されており、フォーマットも統一されていません。

たとえば、日本では都道府県などの大きな区分から記載しますが、海外では逆でストリートアドレス(日本でいう番地)から記載します。

また、あなたが海外旅行に行った先の言語(ここではアラビア語としましょう)で表示された住所にたどり着くことができるでしょうか?

アラビア語に長けた人ならともかく、普通の人には無理でしょう。

複雑である

現在使われている住所ではなく、GPSの位置情報なら世界共通で言語の違いによる影響もないという意見も考えられます。

しかし、GPSの位置情報は文字数が長く複雑で、口頭で伝えるのはまず無理です。仮に伝えたとしても相手は理解できないでしょう。

住所を持てない人たち

世界中には住所を持っていない(持てない)人たちが約40億人いると言われています。このような人たちは住所がないことで、職に就くことが難しかったりします。

こういった人たちが働くことで得られたはずの経済的な利益を喪失してしまっていることをプロジェクトチームは問題視しています。

 

数字のみで住所を表現する

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Naviaddressは住所を数字のみで表現し、世界共通でフォーマットも統一されているため、理解しやすいですね。

GPSの位置情報とは違って、単純な数字の組み合わせなので電話口で相手に伝えることが可能です。

改ざん不可能

Naviaddressの住所はブロックチェーン上に記録されるため、改ざんすることができません。これにより国が住所を管理せずともNaviaddressの住所の信頼性が担保されるのです。

住所の取得が容易

Naviaddressの住所は少額のトークンを支払うことで住所を取得することができるので、現在住所がない人たちでも住所を取得することが可能になります。

現状ではNaviaddressのトークン(NVT)を購入するために仮想通貨が必要であり、取引所の口座を開設できる人でないと購入できませんが、仮想通貨が世の中に普及すれば、上記のような人たちでも簡単にNVTトークンを購入することができるようになります。

 

プレミアムアドレス

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Naviaddressには数字の桁が少ないプレミアムアドレスというものがあり、取得する際により多くのトークンの支払いが必要になります。

数字の桁が少ないと覚えてもらいやすいといったメリットがあり、希少価値がつくでしょう。

住所の売買が可能

Naviaddressのプラットフォーム上でオークション形式による住所の売買が可能になります。

プレミアムアドレスやゾロ目の住所を事前に購入しておき、オークションで高値で取引するといったことが可能になります。

サービスリリース済み

Naviaddressのモバイルアプリがリリース済みであり、UBERやBOOKING.COMと提携しています。

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今後様々なサービスと提携予定であり、Naviaddressの住所の利用価値がますます高まっていくでしょう。特にebayAmazonと提携は期待できますね。

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ICOへの登録方法

NaviaddressのICOへの登録方法を解説していきます。

ICO期間は3月1日から3月31日までとなっています。

Naviaddressの公式サイトにアクセスし、ページ右上のRegistrationをクリックします。

Naviaddressの公式サイトに移動する

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下記画像の通り入力し、Registerをクリック。

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確認のメールが届くので、メール内のVerify my emailをクリックし、表示されたページでパスワードを設定しましょう。必ず新規のパスワードを設定し、使いまわしはやめましょう。

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トークンセールの規約に同意するか?とかホワイトペーパーは読んだか?と聞かれているので、すべてチェックし、右下のボタンをクリック。

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本人確認が求められるので、パスポートの画像ファイルをアップロードします。運転免許証でも大丈夫かもしれませんが、審査が通らなかったら面倒なので私はパスポートにしました。

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画像の通り英語で住所を入力し、Nextをクリック。

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トークンの払い込み&受領に使用するイーサリアムウォレットのアドレスを入力します。ERC20という規格に準拠したアドレスでなければならず、取引所のアドレスは使用できないので、注意してください。

新しく作成する場合は、MyEtherWalletMetamaskをお勧めします。

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バツ印が出てきてびっくりしますが、「まだ本人確認が完了してないからもう少し待てよ」という内容ですので、気長に待ちましょう。

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本人確認が完了したら続きを書くので、それまでお待ちください。

追記:1日ほどで本人確認完了のメールが届きました。

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再びNaviaddressの公式サイトからログインします。

右上のDashboardをクリックしてトークンの購入に使用するETHを預け入れます。

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私の環境では本人確認が遅れたためか、Paymentページに「トークン購入チャンネルは閉鎖中です」といったメッセージが表示されETHを預け入れることができませんでした。

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おそらくICOのフェーズ2まで待つ必要があると思われます。進展があったら随時追記していきます。

追記:Naviaddressのmedium記事の情報によると、ICOフェーズ2は3月4日の15時(CET:中央ヨーロッパ時間)に延期されたようです。日本時間だと3月4日の23時開始です。

 

トークンの購入方法

ページ右上の「Dashboard」をクリックし、表示されたDashboardページの右下「Go to payment page」をクリック。

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払い込みたい通貨を選択し、右下の「Proceed」をクリック。私はETHを選択しました。

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下記画像のように表示されてる上のアドレス宛にウォレットからETHを送金します。最低投資額は50ドルとなっています。また、ひとり1.55ETHまでの枠が設けられていて、それ以上は購入できないようです。

送金詰まりによる影響を避けるため、Gas amout は70,000に設定してください。

事前に登録したウォレットアドレスから送金する必要があるので注意してください。

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送金が完了するとDashboardページにトークンの購入履歴が表示されるはずです。こんな感じで表示されます。

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表示されるまで時間がかかる場合もあるので、気長に待ちましょう。

実際にトークンの配布が始まるのはICO終了後の4月1日からです。7営業日以内にトークンの配布が完了するとのことなので、4月にウォレットの中身を確認しましょう。