【草コイン】「XP」の特徴について解説。将来性は?値上がりするの?
皆さんは「XP」というコインの名前を聞いたことがありますか?2017年末から急激に時価総額が伸びている、今話題の草コインです。ちなみに、私あつむらも2017年12月ごろに400万XPほど購入しているイチオシ銘柄です!
今回はXPの特徴や将来性について解説します。
XPとは
XPの正式名称は「Experience Points」といい、これは経験値という意味です。
その名の通り、ゲームで経験値を稼いでレベルアップするように、ゲーム内で稼いだ経験値が現実世界での価値となることを目指して開発されているコインです。
XPの日本公式ブログによれば、「全てのゲームプレイヤーに報酬を」というスローガンを掲げており、主にゲーム市場で使用されることを前提としています。
ホワイトペーパーでは、将来的には特定の店舗や観光名所に訪れた際にXPを入手できるようになり、日常生活での経験を共有する経済を目指しているようです。
XPの特徴
コミュニティが強い
仮想通貨の将来的な価値を左右する大きな要因は、その仮想通貨のコミュニティの強さだと私は考えています。
トランザクションの処理速度が高速であるなど、いくらコイン自体が高機能であったとしても、プロダクトやサービスの開発者やコインを使用したいと思う人達がいなければ、そのコインが使われることはありません。
この点、XPはコミュニティが非常に活発で熱狂的なファンがたくさんいます。DiscordというPCゲーマー向けのSNS内にあるXP日本語チャンネルには、2018/01/14時点で約4万人のメンバーがいます。
常時5000人くらいがオンラインになっており、Discord内のチャットでうんこを投げつけあってXPのユースケースなどについて語り合っています。
下のリンクからXPの日本語チャンネルに参加することができます。
また、「XPちゃんねる」というサイトがあり、ここではユーザーが投稿したイラストや動画を気に入った人はXPを投げ銭することで投稿者を応援できます。サイトをのぞいてみると、有志によりXPのうたが作成されていました。
既にXPを使用できるサービスが動いているというのは大きいですね。
コミュニティが活発であるため、今後もXPの開発陣や有志の人達によって様々なサービスが開発されることでしょう。
rainによるバラマキがある
Discordチャット内のBotの昨日でrainという機能があります。これは、チャットに参加している人なら誰でも手持ちのXPをチャット内の人達にばらまく機能です。
実際の様子がこちら。
仮想通貨XPのrain(ばら撒き)直後。コメントが早すぎてまったく読めないww
— りっか@仮想通貨初心者 (@yururikka) 2017年12月13日
盛り上がりがすごい。昨日私が買った時より値段上がりました。夜中のうちに海外勢が売って朝は安くなってるみたいなので買うなら朝がオススメです。$xp pic.twitter.com/GvPxALkQLT
大規模rainのときは流れるのが速すぎて目で追えないくらいです。
毎日誰かしらがrainでXPをばらまいているので、新しくDiscordに参加した人でもrainを受け取ることができます。
XPを大量に持っている人がrainでばらまくことで、富の再分配がリアルタイムで起こっている感じがします。
実際にXPで買い物ができる
XP MARKETというサイトでは既にXPを使ってSteamのウォレットコードや任天堂のプリペイドカードを購入することができます。
まだ草コインではありますが、実際に決済に使用できるレベルまで実用化されているというのは、珍しいケースだと思います。
PoS(Proof of Stake)を採用している
PoSとは、ざっくり言うとコインを保有している枚数に応じて、ブロックの承認割合を決める仕組みのことです。
ビットコインなどが採用しているPoW(Proof of Work)ではマイニングのために専用機器と大量の電力を消費しますが、PoSの場合はコインをウォレットに入れておくだけでマイニングすることができます。
PoSはコインの保有枚数に応じてマイニングされるため、大量に保有している人はマイニングで獲得できる枚数も多くなり、大量に保有している人とそうでない人との貧富の差が拡大するという問題点があります。
しかし、XPではrainというバラマキ機能により富の再分配システムを構築し、なるべく大勢にXPが行き渡るようにしてPoSの問題点を克服しています。
ジオノード+広告の組み合わせ
XPのホワイトペーパーによれば、「あなたがXPウォレットをインストールしたスマートフォンを持って映画館を訪れたときに、自動的にXPをゲットでき、ゲットしたXPを使って映画館でドリンクを買う」といった使い方を目指しているそうです。
ここでの映画館はジオノードと呼ばれ、ユーザーが訪れた際にXPを送る役割を担います。また、XPを送ると同時に公開直後の映画の広告を送るといった使われ方が想定されています。
これが実現すれば、企業はマーケティングのためにXPを活用でき、ユーザーはジオノードを訪れることでXPをもらうことができるというWin-Winの仕組みができあがります。
こうして、XPを使用できる場所が増えていくことで、XPの需要が伸び価格も上昇していくことでしょう。
1枚あたりの単価が安い
人間の心理として1枚あたりの単価が安いコインが値上がりしやすい傾向があります。
というのも、同じ10倍でも1枚10万円のコインが1枚100万円になるよりも、1枚0.1円のコインが1枚1円になるほうが確率が高そうな気がしませんか?
人間の心理は不思議なもので、1枚あたりの単価が安い=伸びしろが大きいということであり、買いが集まりやすい傾向にあります。
この記事を書いている時点でXPの単価は1枚0.3円ほどで、まだまだ安い部類に入ります。
個人的にはコミュニティの強さやこれからXPを使った新しいプロダクトが出てくることを考えると、1枚1円は通過点に過ぎず、将来的に少なくとも1枚10円くらいまで値上がりすると踏んでいます。
まとめ
- コミュニティが強い
- rainによるXPのバラマキがある
- 実際にXPで買い物ができる
- PoSのため、ウォレットに預けておくだけでマイニングできる
- ジオノード+広告の組み合わせにより、リアルでもXPを使えるようになる
- 1枚あたりの単価が安く、値上がり余地が大きい