お金に働いてもらうということ
今回は、お金に働いてもらうということについて考えてみたいと思います。
一生懸命働いているのにお金が貯まらないなあ、と悩んでいるあなた。
それは、あなただけが働いていて、お金に働いてもらっていないからかもしれません。
■自分以外の何かに働いてもらう
不労所得を作るには自分以外の何かに働いてもらう必要があります。
- 会社経営者になって、従業員に働いてもらう。
- 不動産を買って、賃料収入を得る。
会社経営と不動産はハードルが高いので、一般的なのは株などに投資することです。
例えば、年間3%の配当利回りの株式を100万円分保有している場合、毎年3万円の配当収入があります。
1年間でたったそれだけ!?
と思うかもしれませんが、何もせずに3万円の不労所得が得られるというのは、思っているより嬉しいものです。
本来なら、何時間も働かなければならないところ、株式を持っているだけで自動的にに3万円入ってくるわけですから。
ちなみに、配当利回り3%というのは非現実的な数字ではありません。
例えば、みずほフィナンシャルグループの株式は、記事執筆時点で3.6%程度の配当利回りがあります。
株式が値上がりしたタイミングで売却できれば、配当収入だけでなく、キャピタルゲインも手に入れることができます。
■1馬力から2馬力へ
自分ひとりが働いているときは、お金を貯める手段は給料しかないため、資産形成スピードは1馬力です。
給料から生活費を差し引いた残りを貯金にあてるしかありません。
けれど、お金に働いてもらえば、給料のほかに配当収入や値上がり益があるため、資産形成スピードは2馬力になります。
配当収入や値上がり益をさらに投資に向ければ、そのスピードは3馬力、4馬力と加速していきます。
■労働者から資本家になろう
よほどぜいたくをしない限り、生活に必要な費用は一定範囲内におさまるため、元手が1億円~2億円あれば、配当収入だけで生活できてしまいます。
仕事をしていれば、給料を生活費にあて、配当収入はまるまる再投資することができ、さらに配当収入を増やすことができます。
お金というのは、寂しがり屋で仲間がたくさんいるところに集まる性質があります。
お金持ちのところには、お金が集まり、より一層お金持ちになるというのが、私達が生きる資本主義の世界です。
少し絶望的なことを書きましたが、安心してくださいw
資本主義の世界では、誰でも資本家側にまわることができるんです。
上であげたみずほフィナンシャルグループの株価は1株200円ほど。
単元株数は100株ですから、2万円ちょっとあれば、誰でもオーナーになることができます。
2万円なら、高校生のアルバイトでも余裕で稼げますよね。
2万円投資したら配当は年間600円ほどですが、まったくないよりはいいでしょう。
再投資すれば複利効果で増やすことができますからね。
■まとめ
- 自分だけでなくお金にも働いてもらう(=投資する)
- お金に働いてもらえば、資産形成スピードは2倍以上
- お金はお金があるところに集まる
- 誰でも資本家になれる